【文化力の拠点】
(記者)
今の関連して、白紙にするっていうのは、230から270億の予算ですとか、令和6年までにっていう、時期についても全て白紙でっていうことでしょうか。
(知事)
違います、リセットするということで、図書館が入ってますし、図書館の予算が一番大きいわけですね。そして、その図書館予算をベースにして、お出しをすると。ただし、どういう形で出すのがいいのか、PTのこの進行具合も見ながらということになろうかと思っておりますが、この動きを止めるっていうことはでありませんで、リセットをするということです。
(記者)
確認ですけれども、図書館がベースにあって、今その原案として、今までもんでた案件の中にAI・ICTの拠点であるとか、大学コンソーシアムであるとかというのが盛り込まれていましたけれども、それらのところっていうのは、あらためて、当局側から議員さんたちに対して必要性を伝えていくというか、というような感じになるというような意味合いでしょうか。
(知事)
リセットですからね。図書館は必要だと。長い間、ご不自由をかけているわけですね。パブコメもして、県立図書館は全部東静岡にということで、共通理解がありますので。当然図書館ですから、1日いらっしゃる方もいらっしゃるので、飲食のスペースっていうのは当然そこに入ってるわけですね。それからICTとかいうのも、今の図書館ですから、ネットワークで県内の市町の図書館と結ばなくちゃいけません。あるいは災害センターとも結ぶとか、いろんなその機能というのが入ってると思うんですけれども、そういう21世紀型の図書館という形で提案をいたしまして、これをベースに、差し当たって今、どれを入れるのがいいかと、どれを入れなくていいかということで、恐らくPTも進んでいるのではないかというふうに思っておりまして、とりあえずPTの行方を見守りながらも、図書館関連のものについては必要な予算措置はするということであります。
(記者)
すみません、とりあえず当局が持っている案の中には、まだAI・ICTの拠点とか大学コンソーシアムという予算は残ってるということですね。
(知事)
リセット、図書館を中心にして、どういうものが必要ですか、お考えいただきたいということですね。残ってるというよりも入れるか入れないかは皆さんにお決めいただかなくちゃいけないし、そういうものは余分であるということをいう人もいらっしゃいますからね。それの撤退の意見調整をした上で、どれを入れるかということになると、初めからこれを入れるっていう形では持っていかないということです。
(記者)
となると、新年度当初予算案には図書館の整備費のみが計上されるというようなイメージなんでしょうか。
(知事)
ちょっと時間がありますからね。この間、この件については大変県議会のご関心も高いので、その動きを見ながらということでございます。
(幹事社)
大丈夫ですか。では、その他の質問についてある方はお願いします。
【スポーツ・文化観光部】
(記者)
前回の知事会見のときに、知事がご披露されたスポーツ・文化観光部構想のことなんですけれども、この中に今現在、健康福祉部マターになっている障害者スポーツとか、そういったことも含まれるというふうに考えてよろしいんでしょうか。そのへんをお聞かせください。
(知事)
スポーツというのは何か運動だけっていうイメージがあるかもしれませんけど、それは違うと。もうオリンピック・パラリンピックを見てもご存知のように、医療と不可欠ですね。スポーツ医学といいますか、ですから今このスポーツ、仮称ですけど、スポーツ・文化観光部になった場合に、そこに何を入れ込んでいくのがいいかということで、当然、障害者スポーツも、健康福祉部マターなのかどうかと。健康福祉部マターでもありますよ、しかしそれだけで済むものかどうかという議論も今、戦略監以下、各部局とやっているところであります。ですから障害者スポーツイコール即健康福祉部というのは、取っ払われているということで。スポーツの中には、いわゆる健常者それから障害者も全部入れ込んで議論していこうと。そして、どうしても健康福祉部に残すべきものもありますから、そのあたりの調整をしていこうという、そういう流れになっております。
(記者)
ありがとうございました。
【高校サッカー選手権大会における男女優勝】
(記者)
先ほど高校サッカーの話題のときに質問しておけばよかったなと思って。最近暗いニュースばかりで、久々にいいニュースだったんですけど。先ほど県民を代表して感謝する会をやるっていう話をされたんですけど、これ具体的にどういったものを。
(知事)
いや、一緒にお目にかかって、よかったねということを、表敬訪問のような形になるんじゃないかと。
(記者)
あとすみません、これ聞いていいのか分かんないんですけど。県民、何か表彰みたいなものというのは。サッカー王国の復権に。
(知事)
これは値しますよね。しかし、それくらいの快挙ですよ。
(記者)
まだ全然もんでないですか。
(知事)
そうですね。まだご一緒に来られるか分からないですし。
(記者)
ありがとうございます。
(知事)
私は今回、スポーツに関連してですけど、明治大学の人には悪いんですけどね。早稲田が早明戦で勝ったというのがうれしくて。スポーツっていうのが、ラグビーでしょ去年。そして今度サッカーでしょう。サッカー王国静岡ですからね。そこにラグビーが加わってるということもあって、清宮さんは今、ラグビー協会の副会長になってるし、そうしたところでサッカーもラグビーもと、ラグビーにぐっと振れているところもありますけど。今回、ジュビロ、ヤマハが勝ちましたけども。サッカーを忘れるなよというですね、という感じがぐっと出てきまして。そうだ、もちろんサッカーだというところを高校生が伝えてくれた感じがしましてですね。本当に素晴らしい諸君。それからインタビューですね。阿部主将以下、キャプテンの実に素晴らしいその応対をしていまして、ジェントルマンとしての高校生を見た感じがしました。良く精進をし、良く鍛えられているということで、選手の諸君もですね、人格形成にも役に立ってるということをインタビューを通して知りました。 |